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ラモデルブ

自身の制作したプラモデルについて書くブログでしたが、PC関係のブログになり、その後クルマ・バイク他、雑多な内容について書き綴る日記になりました。

EPIA-M10000(Nehemiahコア)を再生する その①

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EPIA-M10000(Nehemiahコア)を再生する その①

実家で朽ち果てていたmini-ITXのパソコン一式を回収してきました。
A4サイズの自作デスクトップです。

マザーボード EPIA-M10000
https://www.viatech.com/ja/support-ja/eol/epia-m-eol/
ケース Crysta
*テックウインドがリンク切れしたため、VIAとぷらっとホームにリンクを変更。
 VIAからはドライバーやマニュアルがダウンロード可能

ハードディスク80GB ATAPI
CDドライブ24倍速 IDE(壊れたThinkPad380Zから剥ぎ取ったSANYO製)
メモリ512MB DDR266 PC2100

概要:
・CPUはVIAのC3(Nehemiahコア) 1GHz(性能はCeleron 450MHzくらい)。
・マザーボード規格は今となってはメジャーになっているmini-ITX
   (当時mini-ITXはVIAのこのEDENシリーズくらいしかなかった)。
・GPUはS3 Uni-Chrome(ブラウザーではない)。
・小ささと省電力(当時 17Wくらい?)がウリ。
・アダプター駆動。

今使っているメインマシンに比べると泣けるサイズとスペックなのですが、
当時はこのサイズで動くことに感嘆しました。
が、あまりに遅くWinampを起動するだけでゼイゼイ言っているような挙動だったので
組んで満足して放置していました。

そして13年くらいたった現在、Windows98SEを実機で動かしたいので回収してきました。
実家はPCに無関心のため、動態保存などされているわけもなく、放置されっぱなしで
ネジ類がサビサビでした。さて動くのか。


起動:

で、電源つなげて起動しましたが、動きません。
起動するとピーーーピーーー(長音)とビープ音が鳴ります。メモリエラーだと思います。


分解:

分解しました。
ネジがひどい有様だったので、中身もやばいかも、と思いましたが結構きれい。
いろいろ外して、メモリにたどり着きます。
ファミコン方式でメモリをフーフー攻撃、差し直しを実施しましたが、変わらずです。
メモリは交換することにします。

メモリ外しついでに全体を眺めてみました。

結構きれいなのですが、○つけてある部分、4つコンデンサが膨らんでいます。
2004年くらいの当時、話題になった不良電解コンデンサの模様です。

ここまで来たらもう実験なので、コンデンサを外して交換することにしました。
 
外したコンデンサ。
膨張というわけでもないですが、看過できない膨らみと電解液の染み。
メーカーは日本のニチコンのHM。1000μFの10V品。
電解液の過剰注入による不良品だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%89%AF%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E5%95%8F%E9%A1%8C
*コンデンサを外すときにハンダゴテで基盤をちょっとだけ傷つけて凹んでます。
回路を破壊するまでの傷ではないとは思いますが、これで壊れたら泣けるなあ。


次回に続く:

ルビコンの同格品の電解コンデンサ(95円/個)やら電子工作用のハンダやら
ハンダ吸い線やらを頼みました。
また、512MBのメモリ(100円/枚)と新品ネジ(100円/20個)も頼みました。
EPIA-M10000は復活するのでしょうか?ということで続く。

その②

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