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EPIA-M10000(Nehemiahコア)を再生する その③その①
その②
組立時の備忘録です。
OSはWindowsSEを選択しました。
いろいろ古いので最近のものとセットアップの勝手が異なります。
必須なもの:
・PS/2接続のキーボード
・ATAPIのCDorDVD光学ドライブ
*USB 光学ドライブからCDブートはできるのですが、セットアップ時に
MSCDEXドライバーがUSBドライブを見つけられずインストールに失敗します
・メモリは512MB以下が安全 多すぎるとメモリ不足エラーに
ドライバーのダウンロード先
ここでOSを選択しダウンロード。
古いボードでも用意してくれているVIAに感謝。
マニュアルのダウンロード先
マザーボードのフロントパネルピンなどの配置参考になります。
コネクタはケーブルの白・黒がマイナスなので、マニュアルを見比べながら
正しい極性で差しましょう。
BIOS設定時の注意
・Integrated Peripherals→Onboard Lan Boot ROM
→ブート時に選択画面が出てきてタイムロスのため。
ネットからブートすることがなければオフ。
・Integrated Peripherals→USB Keyboard Support
→とりまONにしときましょう。
・Advanced Chipset Features→Panel Type
→液晶パネルの最大解像度を設定します。
Windowsのディスプレイドライバーを入れても、ここで設定しないと
最大解像度できれいに映りません。ここが一番落とし穴かも。
(SXGAのディスプレイなのに、XGAで設定すると最大解像度がXGAとなり、
画面が汚く引き伸ばされる)
SXGAなのに、XGA設定になっていたときの画面↓
わかりにくいですが、字がザラザラカクカクしています。
SXGAに無理やりXGAを映し出しています。
BIOSできちんとSXGAにしたとき↓
文字がきれいに表示されています。
導入したパーツ
ケースが小さいため、フラットケーブルだとかなり無理して
詰め込むことになっていたので、スッキリ化のために導入です。
45cmでしたが、若干長いので30cmくらいがいいかも……まー、
今更IDEで自作する人もいないでしょうが。
60mmの静音ケースファンと40mmの静音CPUファン。
標準のファンがうるさいのと、経年劣化で軸受部分が錆びていたため交換しました。
効果てきめんでした。
3.5インチHDDのコネクタを2.5インチHDDの44pinに変換するコネクタ。
IDEだと3.5インチHDDと2.5インチHDDのコネクタが違うことをすっかり
忘れていて、追加注文したものです。
メーカー終売予定なので、欲しい方は早めに購入したほうがいいかも!?
USBをPS/2に変換するコネクタ。
Windows98SEだとUSBキーボード、マウスを認識するので必須ではないです。
が、セットアップ時にPS/2接続のキーボードがないと進められません。
値段的にPS/2のキーボードやマウスを買うほうがいいかもしれませんが、
USBのキーボードとマウスが余っている場合はいいかもしれないです。
こういう小物はハードオフあたりに100円で転がっている気もします。
バッファローのMCRシリーズなどのSDカードリーダー
Windows98SEのドライバーが用意されているSDカードリーダーがあった方がいいです。
いちいちCD焼くのが面倒なのです。
ということで、復活したEPIA-M10000マシン。
古いゲーム専用マシンとして活用します。
これでようやく、数年来探し続けていた安定して動いてくれるWindows98
マシン探しも終わりです。
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EPIA-M10000(Nehemiahコア)を再生する その②前回の続きです。
久しぶりにケースを開けたらコンデンサー死亡していたEPIA-Mマザーボード。
コンデンサー交換しました。
用意したもの
・学生時代に買った(学校に買わされた)ホーザンのハンダゴテ 28W品
・太洋電気の高密度集積基盤用のハンダ 450円
・太洋電気の3mm幅のハンダ吸取り線 300円
・ルビコンのコンデンサ 4コ380円
ハンダゴテ本体を除くと、新規にかかったお金は1000円チョイくらいです。
皆さんコンデンサーが破裂したorしそうになったら修理がお得ですよ(そうそうない)。
我流の手順:
0. コンデンサーの足をある程度切っておくのと極性をちゃんと確認する。
1. 残ったハンダを暖めて、ハンダ吸取り線である程度吸う。
(ホールに残ったハンダ全部吸うまでハンダゴテを当て続けると、
基盤がイカれそうだったのである程度でやめた)
2. +-それぞれ交互に、ホールに残ったハンダを溶かしながら、コンデンサー足を押し込む。
(少しずつ交互に、時々クールダウン)
3. 底まで押し込めたら、少しずつハンダを溶かして流し込む。
(イモハンダになって隣の回路とくっつかないように 超少しずつ)
基盤が白く変色したりもしたけれど、なんとか付け終わりました。
Kマークのコンデンサーがルビコン品です。
下手くそなハンダ付けだったのでぶっ壊れたかな……と思いつつ、
メモリを交換してダメ元でいざ電源オン。
ファンが回りだし、Windows2000が起動しました。
やりました。
動きも変じゃないし。
今回の結論:
マザーボードはまあまあ頑丈!
次回:
Windows98SEを入れ、ケースを掃除して組み直します。
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EPIA-M10000(Nehemiahコア)を再生する その①実家で朽ち果てていたmini-ITXのパソコン一式を回収してきました。
A4サイズの自作デスクトップです。
マザーボード EPIA-M10000
https://www.viatech.com/ja/support-ja/eol/epia-m-eol/
ケース Crysta
*テックウインドがリンク切れしたため、VIAとぷらっとホームにリンクを変更。
VIAからはドライバーやマニュアルがダウンロード可能
ハードディスク80GB ATAPI
CDドライブ24倍速 IDE(壊れたThinkPad380Zから剥ぎ取ったSANYO製)
メモリ512MB DDR266 PC2100
概要:
・CPUはVIAのC3(Nehemiahコア) 1GHz(性能はCeleron 450MHzくらい)。
・マザーボード規格は今となってはメジャーになっているmini-ITX
(当時mini-ITXはVIAのこのEDENシリーズくらいしかなかった)。
・GPUはS3 Uni-Chrome(ブラウザーではない)。
・小ささと省電力(当時 17Wくらい?)がウリ。
・アダプター駆動。
今使っているメインマシンに比べると泣けるサイズとスペックなのですが、
当時はこのサイズで動くことに感嘆しました。
が、あまりに遅くWinampを起動するだけでゼイゼイ言っているような挙動だったので
組んで満足して放置していました。
そして13年くらいたった現在、Windows98SEを実機で動かしたいので回収してきました。
実家はPCに無関心のため、動態保存などされているわけもなく、放置されっぱなしで
ネジ類がサビサビでした。さて動くのか。
起動:
で、電源つなげて起動しましたが、動きません。
起動するとピーーーピーーー(長音)とビープ音が鳴ります。メモリエラーだと思います。
分解:
分解しました。
ネジがひどい有様だったので、中身もやばいかも、と思いましたが結構きれい。
いろいろ外して、メモリにたどり着きます。
ファミコン方式でメモリをフーフー攻撃、差し直しを実施しましたが、変わらずです。
メモリは交換することにします。
メモリ外しついでに全体を眺めてみました。
結構きれいなのですが、○つけてある部分、4つコンデンサが膨らんでいます。
2004年くらいの当時、話題になった不良電解コンデンサの模様です。
ここまで来たらもう実験なので、コンデンサを外して交換することにしました。
外したコンデンサ。
膨張というわけでもないですが、看過できない膨らみと電解液の染み。
メーカーは日本のニチコンのHM。1000μFの10V品。
電解液の過剰注入による不良品だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%89%AF%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E5%95%8F%E9%A1%8C
*コンデンサを外すときにハンダゴテで基盤をちょっとだけ傷つけて凹んでます。
回路を破壊するまでの傷ではないとは思いますが、これで壊れたら泣けるなあ。
次回に続く:
ルビコンの同格品の電解コンデンサ(95円/個)やら電子工作用のハンダやら
ハンダ吸い線やらを頼みました。
また、512MBのメモリ(100円/枚)と新品ネジ(100円/20個)も頼みました。
EPIA-M10000は復活するのでしょうか?ということで続く。
その②
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Zorin OS lite 12 をeeePC 1015PXにインストールしたら内蔵スピーカーから音が出なくなったのでgnome-alsamixer
Zorin OS lite 12をS101に入れましたが、360p再生だとYoutube再生が途切れます。
ということで、ヅアルコアのN570を持つeeePC 1015PXにZorinを入れました。
Linux Mintと迷ったのですが、操作感はZorinの方が好みでしたので。
で、インストールは無事に終わったのですが、音が出ない。
PulseAudioミキサーでは音が出力されているようで、
音声出力バーがぐわんぐわん動いています。
なので、外付けスピーカーを付けるとちゃんと鳴ります。
内蔵スピーカーはうんともすんともいいません。
*追記:外付けスピーカーでも出ないときあり?
ターミナルで
sudo alsactl init
とタイプするとサウンドドライバが初期化されて
内蔵スピーカーから音が出るようになりますが、再起動するとまたダメです。
なので、
sudo apt install gnome-alsamixer
とタイプしてGUIで使えるミキサーをインストールします。
それで何故かMuteされていた内蔵スピーカーのMuteを解除。
これで音が出るようになりました。
が、再起動するとまたしても頑なにミュートにしてくれるので、
ミキサーをランチャーに入れて起動ごとに手作業で
ミュート解除するようにいったんしました。
起動時か終了時の処理に設定を保持するように
なんか加えないとダメっぽいですね……。
解決方法を更に調べるか、外部スピーカー買うか、それが問題だ。
2018/6/3追記
と、いうことで、rc.localに追記して、起動時に初期化するようにしました。
1. アクセサリ→ターミナルエミュレーターを起動。
2. sudo vi /etc/rc.localとタイプ。
3. パスワードを聞かれるので入力。
4. viが起動するので、空いている行にsudo alsactl init を入力。
5. :wqコマンドで保存してエディタを抜ける。
これで起動時に初期化されて、何もしなくても音が出るようになりました。
よかったよかった。
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